理事長所信
Greeting
理事長所信
和気藹藹
~ほな楽しくやろか みんなのために~
第54代理事長
米田朋史
~はじめに~
私が松原青年会議所に入会したのは2014年9月、早9年の月日が経ちました。入会したときには一番年下で、40名以上のメンバーがおり、青年会議所での運動やJAYCEEについて、先輩から厳しくもあり優しく学びをいただいたことを覚えています。年数を重ね、一緒に活動していた先輩諸兄が卒業し、後輩が出来るにつれ、自分が先輩と同じ立ち位置に来ていると感じたときに、先輩が担っていた使命の重みを感じました。私は、JC運動を通じてJAYCEEの使命に気付き、より良く変わることができました。そして青年会議所は、まちをより良くし、誰かの役に立ちたいという心を行動に移すことができる青年を増やすことができるのです。こうした青年が増えることで地域が元気良くなり、松原を今以上に明るい地域へと発展させることができるのだと、私は信じています。
私には、青年会議所に入会し、初めての委員会で副委員長を担ったときに、同期の委員長がいました。まっすぐな熱い想いがある委員長で、計画通りに進まないと気が済まず、私との考えの違いから、互いにぶつかることも多々ありました。しかし、この委員長とも全ての事業が終わった時には、知らず知らずのうちに良き友となりました。今思えば、大変な時もありましたが、「和気藹藹」と活動をしていたからこそ、JC運動を続けてこられたと実感しています。現在、社会全体が様々な不安に覆いつくされています。その様な今だからこそ、青年会議所のメンバー全員が楽しく仲良く行動し、力を合わせて、人々の笑顔があふれるまちを実現しなければなりません。それこそが、我々に課せられた使命なのです。
~松原JCの可能性~
松原青年会議所は、SNSを用いて、JC運動を発信してきました。それは、地域の皆さんに運動を知ってもらうことだけでなく、今後の事業構築の協力依頼を円滑に進めるとともに、青年会議所のメンバーになりたい人を増やすことにあります。JCしかなかった時代から JCもある時代と言われる今だからこそ、JC にしかない理念と強み、そして魅力を私たち自身が深く理解することが大事です。そして、多くの市民の皆様により松原青年会議所の活動を広く知っていただき、信頼感や共感によるブランディングをしていくことで、松原JCの新たな可能性に繋げていく必要があります。
まちの発展に貢献できる人財を育てることは、私たち大人の責務です。
子どもたちの笑顔が溢れる社会を作る事が出来るのは、私たちJCです。 新しい文化が生まれていく中で、私たちは否定するのではなく受け入れて防ぐことです。オンラインゲームや、SNSでのコミュニティが多様化され、地域を超えた繋がりや、世界との繋がりができるようになりました。
一方で、少子化に伴いグランドや公園は減少し、スポーツから得られる「体の成長」、「心の成長」、そして礼節を学ぶ機会がうしなわれているのも事実です。
子どもたちの未来が笑顔で溢れるために、何を伝えて、何を経験してもらうのか、私たちJCでしか出せない答えを導き、地域の宝である子どもたちを笑顔にする運動をしていきます。
JCは発展と機会を提供する組織でもあります。
決して、大変な事業、運動は誰かに強制されることではないのです。私たちJCは、自ら率先し、より良いまち作りのために運動を展開している団体です。
会員を拡大するためにも、私たちの運動を知ってもらうことが必要であり、さらに市⺠の方たちに認知していただくことが最大の課題と感じています。
様々な運動を行い、SNSでの発信などを行ってまいりましたが、まちの隅々まで認知してもらうまでには至っておらず、課題解決には今まで以上に大きな運動をしていかなければなりません。
私たちの運動がまちの隅々まで周知されなければ、より良いまちにしていく事には繋がらないのです。
より良い運動を行い、認知してもらう事で会員数増員へ繋げていきます。
近年会員数の減少やパンデミックの影響により、従来の運動や事業を構築することが困難になってきています。出来ない、難しい、大変、そんな困難な状況に立ち向かう姿は、人々に大きな希望と勇気と笑顔をもたらします。私が松原青年会議所に入り、何もわからないまま、1番最初に思い描いた事業は、とても壮大で単年度での達成は困難な事でした。
しかしながら、目標達成に向けての手法・手段なども浮かぶようにもなりました。
松原青年会議所は、まつばら市⺠まつりなど郷土愛を育み地域にとって必要な事業を展開し続けてきた団体です。オピニオンリーダーとして行政、各種団体、企業と連携し、出来ない理由を見つけるのではなく、出来る方法を探して行動し、その手段を模索することは、メンバーの経験と成長に繋がります。
時代は変化します。継続事業だからといって従来通りの事業を継続することも重要ですが、残すものを残して時代に合わせて事業を変えることも必要です。
JCは夢を具現化することができる団体です。
持続可能な事業を再構築し、笑顔が溢れる未来を実現します。
1970年9月20日「英知と勇気と情熱」をもった先人たちが集い、松原青年会議所が創設され、52代に渡り歴史を積み上げてこられました歴代理事長の思い、現在まで熱き情熱を燃やしまちをよくしてきた先輩諸氏。私たち松原青年会議所は先輩諸氏から学んだ「奉仕 修練 友情」の三信条の元、新しい一歩を走り出します。 「現状維持は後退である」と先輩からいただいたお言葉です。
時代は進み続けているのだから、私たち松原青年会議所は地に足をつけている場合ではないのです。
背伸びをして踵を浮かし走り出さなければならないのです。
覚悟をもって行動し、格好悪い事はしたくない、青年世代の歴史の一ページに残るのだから、そして次の世代にバトンを渡していかなければならないのだから。
私は、ワクワクしています。松原青年会議所の仲間に秘められた力を知っているからです。
一つ一つの事業に真剣に取り組み、助け合い、時に争い、大きな実績と経験を共に分かち合う仲間と、これから歩んでいけると思うと、楽しくて仕方ありません。
学ぶと言うことは、とても労力がいることです。だからこそ誰と学び誰と分かち合うかが重要だと考えます。皆で苦労し、学び、そして大笑いしましょう。
基本方針
- 地域課題を見出し、課題を解決し、笑顔をもって笑顔を増やすまちづくり
- 未来を見据えた事業構築とその発信と周知の徹底
- 夢と希望と勇気と笑顔で満ち溢れた青少年の育成
- 一枚岩となる組織の構築
- 全員で楽しむ会員拡大
- JC プログラムの活用
- 相談室の活用と自己啓発
組織構築及び運営方針
- 青少年育成委員会の設置
未来を担う青少年に将来のためになる事業を行います。
運動を通じて体の成長、心の成長になる事業を行います。 - 会員拡大開発委員会の設置
オピニオンリーダーの育成事業を行います。
発信、周知を徹底し全員で会員拡大します。 - 松原JC運動発信委員会
事業成功の過程や地域とのつながりの場といった内側と外側の両方の魅力をより見てもらいやすい時間帯に投稿することで、情報発信の効果を向上させてまいります。
- NEXT55周年準備委員会
来たる55周年に向けて、我々松原JCにしかできない、歴史に残る事業構築を行ってまいります。
- 相談役室の設置
理念共感をはじめ、より精度の高い事業構築をします。 - 事務局室の設置
広報戦略に沿ったサポート、日程調整、会議や準備を含めた組織のサポート